だんだん寒くなって、冬らしくなってきましたね。
みなさん体調にはお気をつけください。
さて本題ですが、今日はドライアイの目薬についてです。
ドライアイとは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、
涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に
行きわたらなくなり、目の表面に傷が生じる病気です。
症状は、目の乾き、疲れやすい、物がかすんで見える、
ゴロゴロする などがあります。
ドライアイの原因は、加齢やコンタクトの装用
また、長時間にわたるパソコンやスマートフォンの使用で
まばたきの回数が少なくなっている時などが考えられます。
治療ですが、主に目薬で行います。
今日ご紹介するのは『ムコスタ』という点眼液です。
ムコスタは従来胃の粘膜を保護するお薬でした。従来の治療で
改善しなかった重度のドライアイや、ドライアイによる視力低下
を改善できます。効果はかなりあるようですが、すこしクセのある
目薬なので、あらかじめご紹介しておきます。
・苦味があり、点眼後しばらくすると口の中に広がります。
・点眼液が白く濁っているので、点眼後5分程度かすみます。
だいたいこの2つですね。
苦味
に関しては、点眼後に目頭を軽く押さえると
少し軽減されるようです。
ドライアイでお困りの方は、遠慮なく当院にご相談ください。